影・縁取り・立体のエフェクトを見比べる
映像エフェクトの分類「装飾」から、影・縁取り・立体の11種(影(内側)・影(立体投影)・伸びる影・縁取り(部分)・縁取り(内側)・網点縁取り・網点影・網点影(内側)・網点境界ぼかし・立体化・反射と立体化)を、同じ文字にかけて見比べます。それぞれの初めの値も書きました。
- 文字や画像のアイテムを選び、「映像エフェクト」の + で検索欄に名前を入れ、候補が出たら Enter を押します。11種とも分類は「装飾」です。
- 普通の「影」「縁取り」は、記事「テロップを光らせる・影を付ける」「文字の縁取りの種類を変える(影・丸縁取り・角縁取り)」で使っています。ここの11種は、その仲間です。
- 見本はどれも止まった絵で、左が元の絵、右がエフェクトをかけた絵です。初めの値のままでは違いが分かりにくいものは、値を変えて撮り、図の下に値を書きました。
影(内側)
絵の外ではなく、内側に影を出します。
初めの値:X 0 px・Y 0 px・不透明度 50 %・ぼかし 3 px・合成モード 通常

左:元の絵、右:X 12・Y 12 px、不透明度 80 %、ぼかし 6 px、色 黒 普通の「影」は絵の後ろへ落ちますが、こちらは絵の形の内側にだけ出ます。X・Y を右下へずらすと、上と左のふちの内側が暗くなります。
影(立体投影)
絵が地面へ倒れたような影を、下へ落とします。
初めの値:光源X 0 px・光源Y −500 px・光源の高さ 2000 px・接地線Y 0 px・不透明度 75 %・距離減衰 40 %・ぼかし半径 2 px

左:元の絵、右:光源の高さ 600 px(ほかは初めの値) 
左から、光源X −400・0・400 px(光源の高さ 600 px) 光源X で影の傾きが変わります。
伸びる影
決めた角度へ、絵の形を引き伸ばしたような影を長く伸ばします。
初めの値:角度 135°・長さ 50 px・不透明度 100 %・減衰 50 %・影の種類 単色・色1 白

左:元の絵、右:長さ 100 px、色1 濃い青(ほかは初めの値) 
左から、角度 45°(右上)・135°(右下)・225°(左下)・315°(左上)。長さ 80 px・色1 濃い青 初めの色1は白なので、明るい背景では色を変えて使います。影の種類を「グラデーション」にすると、色2の欄も出ます。
縁取り(部分)
縁取りを、決めた帯の中だけに付けます。
初めの値:太さ 3 px・帯の方向 90°・帯の中心位置 0 %・帯の幅 100 %・エッジのやわらかさ 30 %・不透明度 100 %

左:元の絵、右:太さ 10 px、帯の方向 0°、帯の幅 50 %、色 黒 
左から、方向 0°・位置 −50 %/方向 0°・位置 50 %/方向 90°・位置 0 %(どれも幅 50 %・太さ 8 px・色 黒) 帯の方向・中心位置・幅で、縁を付ける場所を決めます。方向 0° では縦の帯、90° では横の帯になります。
縁取り(内側)
文字や絵の内側に、縁の線を描きます。
初めの値:太さ 3 px・不透明度 100 %・ぼかし 0 px・合成モード 通常

左:元の絵、右:太さ 10 px、色 黒 普通の「縁取り」は外へ広がりますが、こちらは外形を変えずに内側へ線を描きます。
網点縁取り
縁取りを、小さな円の並び(網点)で描きます。
初めの値:太さ 20 px・不透明度 100 %・ぼかす 10 px・配置 ひし形・距離 15 px・サイズ 100 %・色 白・色の強さ 0 %

左:元の絵、右:太さ 40 px、距離 20 px、色 赤、色の強さ 100 % 
左から、配置 三角形・四角形・ひし形(太さ 30 px・距離 16 px・色 赤・色の強さ 100 %) 円と円の間は「距離」で、円の並び方は「配置」(三角形・四角形・ひし形)で決めます。初めは色の強さが 0 % なので、円の色を変えるときは色の強さも上げます。
網点影
影を、小さな円の並び(網点)で描きます。
初めの値:X 0 px・Y 0 px・不透明度 100 %・ぼかし 3 px・配置 ひし形・距離 5 px・サイズ 100 %・色 白・色の強さ 100 %

左:元の絵、右:X 24・Y 24 px、距離 12 px、色 赤 初めの値(X・Y 0、色 白)では影が文字の真後ろに隠れるので、位置と色を変えて使います。
網点影(内側)
内側の影を、小さな円の並び(網点)で描きます。
初めの値:X 0 px・Y 0 px・不透明度 100 %・ぼかし 20 px・配置 ひし形・距離 5 px・サイズ 100 %・色 白・色の強さ 100 %

左:元の絵、右:X 20・Y 20 px、距離 12 px、色 赤 「影(内側)」の網点版です。
網点境界ぼかし
絵の縁を、小さな円の粒でぼかします。
初めの値:ぼかし度 10・配置 ひし形・距離 5 px・サイズ 100 %・色の強さ 100 %

左:元の絵、右:ぼかし度 30、距離 10 px(ほかは初めの値) 
右の絵の左下の角を拡大 文字のような細い形にかけると、粒になって消えやすくなります。見本は、面の大きい画像にかけました。
立体化
消失点に向かって伸びる側面を付けて、奥行きがあるように見せます。
初めの値:消失点X 0 px・消失点Y 0 px・長さ 50 %・不透明度 100 %・減衰 50 %・影の種類 単色・色1 白

左:元の絵、右:消失点X 150・Y 100 px、色1 濃い茶色 
左から、消失点(−200, −150)・(200, −150)・(−200, 150)・(200, 150)。長さ 50 %・色1 濃い茶色 消失点を中心から離すと、その向きへ側面が伸びます。初めの消失点(0, 0)のままでは、側面は見えません。
反射と立体化
ふちを面取りして、光が当たったように立体に見せます。
初めの値:反射の形式 拡散反射(平行光源)・立体化の形式 面取り・ぼかし 10 px・面取り種類 直線・線の太さ 10 px・高さ 10 px・反射の強度 50 %

左:元の絵、右:初めの値のまま 
左から、反射の形式 拡散(点光源)・拡散(平行光源)・鏡面(点光源)・鏡面(平行光源) 反射の形式で光の当たり方を、立体化の形式で高さの付け方を選びます。